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COLUMN

― コラム ―

子どもの歯を強くする栄養、歯を育てる食べもの

皆さん、こんにちは。
南港ポートタウン東駅直結の歯医者【医療法人純歯会 山村歯科南港診療所】です。
 
お子さんは好き嫌いなく、なんでも食べられますか?
 
大切なお子さんの歯を守るためにできることは、歯磨きだけではありません。
 
毎日の食事を工夫すれば、お子さんの歯を強く育てられて、むし歯予防にもつながります。
 
成長期のお子さんに必要な栄養素についてお話ししますので、日々の食事に積極的に取り入れてください。
 
 

むし歯に負けない歯を作るカルシウム

成長期に積極的に摂っていただきたいのが、乳製品や小魚、野菜に含まれる「カルシウム」です。
カルシウムは歯や骨の主成分で、強い歯を作るために欠かせません。
また、石灰化を促進するはたらきもあり、むし歯予防にも効果があります。
 
体内でカルシウムが不足すると、歯や骨からカルシウムが溶け出し、歯が弱くなってしまうので、毎日の食事で補うようにしましょう。
吸収率が悪いので、おやつなども上手に利用してこまめに摂取するのがおすすめです。
 
 

強い土台を作るタンパク質

カルシウムだけでは、強い歯を作ることはできません。
タンパク質と結びつくことで、強い歯とそれを支える土台が形成されます。
歯を支える歯ぐきや骨がしっかりしていなければ、いくら強い歯を育てても意味がありませんよね。
 
歯ぐきの主成分はコラーゲンですが、コラーゲン生成のためには、タンパク質とビタミンCが必要です。
 
肉や魚、卵、大豆製品に含まれる良質なタンパク質が、歯ぐきの状態を整えます。
 
タンパク質やカルシウムは全身の発育にも非常に重要な栄養素ですので、しっかりと摂りましょう。
 
 

効率アップのカギはビタミン類

カルシウムもタンパク質もそれぞれ単体で摂るよりも、ビタミン類と合わせると吸収率がアップします。
カルシウムはビタミンDと、タンパク質はビタミンCと一緒に摂りましょう。
 
ビタミンDは、キノコ類や鮭、卵に含まれる栄養素です。
日光に15~30分当たることで体内で生成されるので、外遊びの習慣も大切にしたいですね。
 
タンパク質のはたらきをサポートするビタミンCは、野菜や果物に多く含まれます。
ほかにも、うなぎやレバーに含まれるビタミンAはエナメル質を形成する役割があり、健康な歯を作るためには欠かせない栄養素です。
 
 
毎日の食事は、できるだけ多くの食材を使って、栄養素をバランスよく摂ることが大切です。
また、しっかり噛む習慣は、顎の骨を強くします。
噛む回数が多くなるような根菜や魚介類を、積極的に取り入れたいですね。
 
南港の山村歯科南港診療所では、お子さんの食生活に関するアドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください。
 


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