入れ歯の種類
金属床義歯
- 熱の伝導率が良いため、熱い物を熱く・冷たい物を冷たく感じられる。
- 強度がある。
- 薄く出来る。
- 入れ歯を狭い範囲で作る事が出来る。
- 味覚を損なう事を、最小限に抑える事が出来る。
- 自費のみ。
レジン床義歯
- 厚い。
- 広範囲になるため違和感や異物感が強く、味覚を損ないやすい
- 保険適応。
★ ただし、両義歯とも入れ歯をとめるための金属のつめは必要です。
入れ歯が出来上がるまで
型をとって義歯がお口に入るまでにはおよそ1ヶ月ほどかかります。
お急ぎの方はご相談に応じますので、お気軽にお申し付けください。
作成
1.型どり
患者さん自身の要望をお聞きします。
個人トレーの型を取ります。
患者さん一人一人のお口に合わせた入れ歯を作るためです。
2.義歯の位置を決める
噛み合わせを決めます。
正しい噛み合せを再現するため、ワックスを使って前後、左右、上下の噛み合わせを慎重に決めます。
これも十分な時間が必要です。
3.試適
できるだけ患者さんの昔の歯に近い自然な歯を仮に並べて、口腔内で合わせます
始めは奥歯のみ仮に並べ、咬み合わせを調整し、次に前歯を仮に並べて、口腔内で合わせる場合もあります。
バネの位置を決め、患者さんにピッタリと合い、見た目が自然な義歯ができるまで、時間をかけて調整します。
4.義歯の完成・最終調整
いよいよ出来上がった新しい義歯は、口腔内で最終の咬み合わせの調整をして、患者さんの大切な臓器の一部として使用できます。
お口の中の最終調整は徹底した噛み合せの調整が大切です。
噛み合せは慎重に調整を行います。
患者さんはいろいろな位置で噛むので、何回も噛んでは調整の繰り返しとなります。
治療室で意識的に咬合調整をしている位置と患者さんが家で食べる位置ではわずかですが噛む位置がずれている場合が多いのです。
高齢でアゴの土台が無い方ほど、噛む位置はなかなか一定していないのが現状です。
ですから、何度も調節をする事により 患者さんにピッタリとした咬み合わせの入れ歯でできあがります。
大切なのは、入れ歯に慣れる事と練習です。
食後は入れ歯をはずして、専用のブラシで磨いてください
入れ歯ができあがってからの注意事項
1.食事練習
最初はやわらかい物や、小さく切った物を奥歯でゆっくり噛んでください。 左右両側均等に噛むようにしてください。
だんだんかたい物、大きい物と一つ一つ段階を経て練習を続けることが大切です。
2.発声練習
初めのうちは話しにくく、自分の声でないような感じもしますが、すぐに慣れてきます。
まず、発音しにくい「サシスセソ」「タチツテト」などの発声練習をしましょう。
大きな声を出して、新聞や本を読むのも早く慣れるための練習方法です。
はっきり言えるようになるまで繰り返し続けてください。
3.定期検査は大切です。
入れ歯が、自分の臓器の一部と感じるまで、何回か微妙な調整が必要となる場合があります。
また、体が瘠せてくるのと同様に 歯茎も痩せてきて、入れ歯が合わなくなる場合もあります。
ゆるんでガタついた入れ歯をはめていると、不便で見た目が悪いだけでなく、アゴの骨を保護する上でもよくありません。
1年に1度か2度は必ず定期検査を受けてください。
以下の事項に該当する方は当歯科医院にご相談ください。
- 食事中や会話の途中で義歯が落ちる
- 入れ歯があたって、歯ぐきが傷ついている
- 頬や舌の内側をよく噛む
- 食物が大変噛みにくい
- 極端に発音がしにくい
入れ歯の必要性
歯を抜いたままにしておくと・・・
1.残った歯に負担がかかる
歯を抜いたままでも、 不自由なく食事ができるかたもいらっしゃいます.
しかし、そのまま歯のない状態にしておくと、当然残った歯に負担がかかり、それが続くと弱っていきます。
歯のないところに、歯を入れることは、残った歯を守るためには、とても大切なことなのです。
2.咬み合わせが崩れる
歯は、上下の歯が咬み合うことで一定の位置を保ちます。
例えば、下の歯を抜いたままにしておくと 上の歯はどんどん下へ下がってきます。
また、隣の歯は歯の無い所へ傾いていきます。
そして、徐々に全体の歯列や咬み合わせが変形していきます。
この変化は 少しずつおこるので本人は全く気づかない事が多く、何年も経った頃には、
かむ力に衰えが起こり、衰えは本人全体の活力の衰えになっていきます。
3.脳への影響
歯のない状態で、やわらかい食物ばかり食べ、咬むという行動をしないまま過ごしていくと、
徐々に脳の海馬が萎縮し、記憶力が低下していくことがわかっています。
物忘れなどの症状(認知症)がすすむといわれております。
動物実験では、マウスを奥歯のない状態にしておくと、脳の活性が低下し て、脳の海馬という部分の細胞が死んでいき脳の萎縮がおこる事がわかっています。
マウスは奥歯を入れてやると脳の活性がもどり、脳細胞も増えていくということがわかっています。
歯は、上下の歯が咬み合うことで一定の位置を保ちます。
歯は、上下の歯が咬み合うことで一定の位置を保ちます。

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